2010 6月2日(水)はれ
今年も、開催されている「楽町楽家」。
61件もの町家で、いろんなイベントが企画されています。
今日は、よこやまうかちゃんの「ムーコ展」に行ってきました。
NORD(ノルド)というギャラリーで5日まで開催されています。
「ムーコ展」〜日々の友達〜 と名付けられた展示会。
ムーコはいつでもどこにでもいてくれる友達なのです。
優しい言葉とシンプルなイラストが、町家のぬくもりと
機能美に良く合い、粘土素材の小さなムーコと、
紫陽花の色が同じで素敵でした。
そのギャラリーの9歳の息子さんが、展示を手伝ってくれたそうです。
ムーコのカブトムシの乗り物や、ビー玉の池を作ったり、
羊毛を転がすムーコや、花の中に隠れるムーコ、
ガラス瓶に写って大きく見えるムーコ・・・
ムーコの居る場所には、いろんな物語りがあるのです。
学校から帰ってくると、ムーコの世界が動き始めて、
毎日展示が変化していくそうです。
それもまた、うかちゃんの世界なのです。
私もうかちゃんから3体のムーコを預かって一緒に暮らしています。
時々、撫でてみると、とても心が和みます。
町の至る所で、そっと見守ってくれているお地蔵様のようです。
うかちゃんは、作品を作るのではなく、見えたものを素直に表現しているような気がします。
ムーコ のおかげで、今日は見えないものを見ようとする気持ちを思い出せました。
by Utakoto | 2010-06-02 19:20 | 麦秋至*ムギノトキイタル